学会出席で必要な持ち物とは?
2023.02.02
2024.07.31
学会に出席するのに必要な持ち物は何でしょうか?この記事では、学会に出席する上で必要な持ち物をいくつか紹介していきます。
発表に必要な持ち物は
- 発表資料(原稿・スライドの入ったUSBかパソコン・ポスター)
- スーツ
- 筆記用具
- 革靴
- ネクタイピン
- 下着
- 靴下
- 充電ケーブル
- HDMIなどの映像出力用のケーブル
- レーザーポインター
- 名刺
この中で特に必要なものをピックアップして詳しく説明していきます。
発表資料
原稿は絶対に忘れてはいけません。発表ができなくなってしまいます。プレゼンテーション方式の場合はスライドの入った記憶媒体を忘れないようにしましょう。ポスター発表の場合は、ポスターを忘れてしまうと何もできなくなってしまうので気を付けてください。
また、プレゼンテーション形式の発表の場合会場に動画出力用のケーブルがあればいいのですが万が一なかった場合困ってしまいますので持っていくと安心です。パソコンを持参する際には充電ケーブルや、電源が確保できない場合を想定してポータブル充電器を持っていくと更に安心でしょう。
スーツ
基本的に学会はスーツで参加することになります。はっきりとしたルールは無いのですが、あくまでも学会は知識の蓄積や研究結果を発表する場なのでカジュアルだったりおしゃれな服装は好ましくありません。
かといって学会は、冠婚葬祭の場ではないので真っ黒なスーツでなくても構いません。ひかえめな柄やネイビーかグレーのスーツがいいでしょう。ネクタイも派手過ぎないものを着用してください。しかし、真っ黒なネクタイは避けましょう。青色でストライプの入ったものや濃いめの赤色のネクタイなどがおすすめです。
ネクタイピンもきちんと使用して、びしっとした着こなしをするだけでも他人からの印象は違いますから意識していきましょう。
服装について下記URL詳しく紹介しているので興味があればご覧になってください。
URL:学会発表の服装は何が正解? | これからの学会.com (korekaranogakkai.com)
名刺
名刺は、学会に参加している研究者や専門家との交流の際に必要となります。なくても自己紹介すれば大丈夫と考えている人もいるでしょうが、学会は多くの人とあいさつをしたり意見を交換する場ですから名前を忘れられてしまう可能性も高いです。
その際に名刺を渡しておけば、あの時あいさつした人から意見が欲しいなというときに連絡をもらえたり共同研究を行う機会に恵まれる可能性もあります。学会で意見を交換しても、名前や所属先を忘れられてしまうのはもったいないのでなるべく持っていくようにしましょう。
レーザーポインター
指示棒やレーザーポインターは持っていくと便利です。今どこの説明をしているのか、どの図を示しているのかは口頭では伝えにくいもの。特にレーザーポインターがあれば、大きなポスターや大画面のスクリーンを指示できるので持っていない場合は買っておきましょう。
移動に必要な持ち物は
県外で学会がある場合移動で必要なものは以下の通りです。
- 航空券や新幹線のチケット、宿泊券
- キャリーケース
- 着替え
- 雨具
- 変圧器
- コンセント変換プラグ
- 外貨
外貨や変圧器、コンセント変換プラグは海外での学会参加時に必要となってきます。上記リストの中からいくつか説明していきます。
キャリーケース
キャリーケースは移動の際かなり重宝します。ボストンバッグのような転がせないやつでもいいですが、長時間の移動で持ち歩くには大変です。キャリーケースなら転がして歩けるので負担を軽減することもできます。
発表する場合は荷物も多くなるので、なるべく負担の少ないような方法で移動するとよいでしょう。
変圧器
日本の電化製品は100Vの電圧に対応しています。対して海外では、220Vから240Vの電圧のコンセントなのでそのままパソコンを充電したりスマホを充電すると壊れてしまいます。
また、コンセントの形状も違うため普段使っている電化製品のコンセントを使おうと思っても使うことができません。充電ができないとスマホやパソコンは使えなくなってしまい、かなり困ったことになってしまうので海外での学会発表がある場合は買いそろえておきましょう。
外貨
クレジットカードがあれば大丈夫という考えの人もいるかと思いますが、海外で現金が必要となる場面は意外とあります。チップのある文化なら現金で渡さなくてはなりませんし、現金しか使えないお店も少なからず存在します。非常事態になればクレジットカードよりも現金の方が使い勝手は良いので準備しておくのがおすすめです。
人によって必要な持ち物は
人によって必要な持ち物はアイマスクや枕などの睡眠グッズや歯ブラシセット髭剃りなどのアメニティグッズです。酔い止めなどの薬や移動先で怪我などをしたときのために保険証も持参しておくと安心です。
慣れない土地に赴く場合は、さまざまなことが起きることを想定して準備を怠らないようにしましょう。