国際学会参加後のお礼メールで使える英文は?

2024.08.29

2024.09.05

日本語でも悩むお礼メールの文面ですが、国際学会ですと相手が外国人の場合があり、さらに悩んでしまうこともあると思います。

この記事では、そんなお礼メールで使える英文を紹介していきます。

メール文の構成は?

国際学会参加後のお礼メールは基本的に、通常のビジネスメールと変わりなく下記のように作成すれば問題ありません。

  1. 件名: 「学会参加のお礼」など、目的が分かる件名にします。
  2. 書き出し: 「〇〇様」など、丁寧な挨拶で始めます。
  3. 本文: 感謝の気持ちを伝え、学会で特に印象に残った点や得られたものについて簡潔に述べます。
  4. 結びの文: 「今後ともよろしくお願いいたします」など、今後の関係に触れた締めの言葉を使います。
  5. 敬具: 「敬具」などで締めくくります。
  6. 署名: 自分の名前と連絡先情報を記載します。

この構成に従うことで、お礼メールが簡潔で礼儀正しい印象を与えます。

お礼メールのコツ

学会終了後のお礼メールは、できるだけ24時間以内に送ることが大切です。

時間が経つと、相手に感謝の気持ちが伝わりにくくなります。

メールの内容は端的に要点を絞って書くことがポイントです。

無駄に長い文章は避け、簡潔にまとめましょう。

ただし、単なるテンプレートの内容ではなく、学会当日に話した具体的な話題や内容を盛り込むことで、相手に強い印象を残すことができます。

また、件名も工夫するとよいです。

お礼メールの件名は、感謝の意を伝えることが明確にわかるように工夫することが大切です。

相手は日々、多くのメールを処理するくらい多忙な可能性もあるため、件名で内容がすぐに伝わるようにしましょう。

これにより、相手がメールを開封する際に「お礼のメール」だとすぐに認識してもらえます。

たとえば、以下のような件名が効果的です。

「A Quick Thank You: Last Meeting」(先日の会議に対する簡単なお礼)

「Thank You For the Meeting」(会議に対する感謝)

これらの件名は、感謝の意を端的に示し相手に対して良い印象を与えることが可能です。

英語のお礼メールで使える基本フレーズ

学会参加後のお礼メールで使える基本的なフレーズをいくつか紹介します。

  1. Thank you for your time during the conference.
    学会中にお時間をいただき、ありがとうございました。
  2. I appreciate the opportunity to meet with you at the conference.
    学会でお会いできたことを感謝いたします。
  3. Thank you for the insightful discussions during the conference.
    学会での有意義なご意見をありがとうございました。
  4. It was a pleasure to meet you at the conference.
    学会でお会いできて嬉しかったです。
  5. Thank you for sharing your valuable insights during the conference.
    学会中に貴重なご意見を共有していただき、ありがとうございました。

これらのフレーズを使うことで、学会後のお礼メールで感謝の気持ちを伝えることが可能です。

敬具に当たるフレーズは?

ビジネスメールの結びに使われる敬具のフレーズは、相手やシーンに応じて使い分けることで、メール全体の印象がガラリと変わります。

ここからは、そんな敬具に当たるフレーズについて解説していきます。

Sincerely

 「心から」という意味があり、ビジネスシーンで最も一般的に使われる敬具です。

特にフォーマルな場面で効果的です。

「Yours sincerely」や「Sincerely yours」と表現すると、より丁寧な印象を与えることができます。

Regards

「敬意を込めて」という意味で、「Sincerely」よりややカジュアルな表現です。

「Best regards」や「Kind regards」とすると、感謝や親しみの気持ちが強調されます。

Cordially

こちらは「心を込めて」という意味で、相手に対する親しみや誠実さを表現します。

フォーマルな場面で使われることが多く、上品で丁寧な印象を与えます。

Respectfully

「敬意を込めて」という意味で、特に目上の人や尊敬する相手に対して用いられる敬具です。

非常にフォーマルなシーンに適しています。

これらの敬具をメールの結びに活用することで、相手への敬意や親しみを適切に伝えることができます。

また、メールごとに異なる表現を選ぶことで、丁寧さや気配りを示すことができるでしょう。

英語のメールを作る際におすすめのツール

英語でお礼のメールを作る際には、便利なツールを使うとよいです。

ここからは、そんな英語のメールを作る際におすすめのツールを紹介していきます。

DeepL(ディープエル)

高精度な自動翻訳ツールで、自然で正確な英訳が可能です。

翻訳した文章の単語の意味や、別の訳語も表示されるので微調整が容易です。

PDFやWord、PowerPointのファイルも元のレイアウトを保ったまま翻訳できます。

Grammarly(グラマリー)

英語の文法やスペルを自動で修正・校正するオンラインツールです。

文法ミスだけでなく、自然な表現や語彙の提案もしてくれるので英語メールを作成する際に非常に便利です。

盗作チェックや文章のトーン調整機能もあります。

Linguee(リングー)

DeepLが提供する無料の辞書アプリで、文脈に合わせた自然な翻訳が可能です。

単語の意味だけでなく、さまざまな例文を参照できるので適切な表現を見つけるのに役立ちます。

これらのツールを活用することで、英語でのメール作成がよりスムーズになりプロフェッショナルなコミュニケーションができるでしょう。

まとめ

日常で英語を使用していないと英語でのお礼メールを作るには、時間がかかってしまいます。

ある程度、使用できるフレーズを覚えておいたり便利なツールを使いこなすと忙しい時間の中でも丁寧なお礼メールを作ることができるでしょう。

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