学術関係者が知っておくべきChatGPTのポイント4つを解説!

2023.04.30

2025.01.17

ChatGPTは人間からの問いかけに対して、人間が書いたものと遜色ないレベルのテキストを作ることができます。こういった高度な能力を持っていることから、ChatGPTは学術関係者からも注目されるチャットボットです。この記事では、そんなChatGPTについて知っておくべき4つのポイントを解説していきます。

ポイント1.ChatGPTの利用開始方法

ChatGPTは、スマートフォンとパソコンどちらからでも利用することができるAIチャットボットです。ここでは、ChatGPTの利用開始方法をご紹介していきます。

お使いのデバイスでChatGPTを利用するには、以下の手順が必要です。

1. ChatGPTの公式サイト(https://openai.com/blog/chatgpt)にアクセスして『TRY CHATGPT』を選択したあと『Sign Up』を選択する

2. アカウントを作成するために、Email address欄に自分のメールアドレスを入力し、『Continue』を選択する

3.パスワード入力を求められるので、ChatGPTにログインする際使用するパスワードを決めて再度『Continue』を選択する

4. 『verify your email(メールを確認してください)』が表示されたら、OpenAI(ChatGPTをリリースした会社)からメールが来ているかを確認して『Verify email address(メールアドレスの確認)』を押す

5.名前を求められるので入力した後『Continue』を選択

6.電話番号を求められるので+81は消さずにその後に続いて自分の電話番号を入力し、『Send code』を押す

7.そうすると自分の携帯にOpenAIから認証コードが送られてくるので数字を確認

8.ChatGPTのページに戻り、認証コードを入力

9.アカウントが登録されChatGPTが利用できるようになる

このステップを踏むことでChatGPTを利用することができます。基本的にパソコンでもスマートフォンでも手順は同じです。

また、メールアドレス以外にもGoogleアカウントやMicrosoftアカウントからも登録することができます。

ちなみに基本的に無料で使えますが、月額20ドルを支払うことでChatGPT-4というより高度なAIチャットボットを利用することも可能です。

ポイント2.ChatGPTの活用方法

ChatGPTは様々な活用方法が考えられます。ここからは具体的な活用方法を解説していきます。

要約の作成

ChatGPTを使って、長文を短くまとめた要約を作成することが可能です。例えば、自分では時間がなくて読むことができない論文などをChatGPTに短く要約してもらうなどの利用方法が考えられます。

ちなみに無料版だと2,048文字が最大で有料版だと25,000文字の入力ができるため、長文要約をするなら有料版がおすすめです。

翻訳

  1. ChatGPTを使って、言語を翻訳することができます。例えば、英語の論文などをChatGPTに打ち込み翻訳してもらうという利用方法が考えられるでしょう。

こちらも、長い論文などを翻訳することを想定すると有料版のChatGPTがおすすめです。

スピーチなどの文章コンテンツ作成

ChatGPTを使って、スピーチやプレゼンテーション、講義ノート、ブログ投稿、ニュースレター、メールのコンテンツを作成することができます。

例えば、スピーチなど話したい内容を大まかにChatGPTに打ち込み『この内容でスピーチ文を作って』と指示をしてあげるとあっという間に文章が出来上がります。

ブレインストーミングや調べもの

ChatGPTを使って、ブレインストーミングやあまり詳しくない分野やトピックについての調べものをすることが可能です。

例えば、『○○について詳しく調べて』と指示をするとそれについてまとめた文章がChatGPTから返ってきます。

ポイント3.ChatGPTの注意点

ChatGPTだけでなく、AIツールを使う際に注意すべきことは、AIはまだ完全に人間の思考を代替しているわけではないということです。

ChatGPTから返ってきた結果は、あくまでも文章の骨組みに使ったり参考にするだけにとどめておくと良いでしょう。最終的には、自分の知識と経験に基づいてしっかりと確認をして編集を行うことが必要です。

ChatGPTは、優秀すぎるが故にすいませんわかりませんという回答ではなく、それっぽいことをそれっぽい文章で回答してくるため必ずファクトチェックを行いましょう。

ポイント4.学術論文にChatGPTを使うべきか

学術論文にChatGPTなどのAIツールを使うことは現在様々な議論がなされています。ちなみにジャーナル編集者と出版社は、ChatGPTを論文著者と見なすことはできないというという見解になっています、

なぜなら、AIは論文の内容と公正性について責任を負うことができないからです。

また、アメリカの教育機関ではChatGPTなどのAIツールを利用禁止にしているところもあります。生徒達がテストや宿題を行うのにChatGPTを利用してしまうという懸念があるからです。

こういったことから、ChatGPTなどのAIツールはメインで使うのではなく補助的なツールとして使うのが良いと考えられるでしょう。

まとめ

ChatGPTは今後さらに進化していき、さらに便利なものとなります。学術研究にも広く利用されることが考えられ、知らなかったでは取り残されてしまいます。

ChatGPTを理解し、正しく利用できるように知見を深めていきましょう。

学術大会・国際会議開催システム「アワード」のご紹介

学会運営における課題を解決し、効率的かつ効果的な運営を実現するために、学術大会・国際会議開催システム「アワード」は以下のニーズにお応えします。

  • 1. 学会の効率化と人手不足の解消

    学会運営では、事務局の業務量が膨大で、少人数で対応するのが難しい場合もあります。学術大会・国際会議開催システム「アワード」は、煩雑な運営業務を自動化・効率化することで、人的リソースの負担を軽減します。たとえば、参加登録、プログラム作成、講演者管理などがワンストップで完結します。

  • 2. 学会運営のコスト削減

    学会開催には、印刷物や郵送、事務局人件費など多くのコストが発生します。学術大会・国際会議開催システム「アワード」は、クラウドベースでの運営によりこれらのコストを大幅に削減可能。さらに、事務局代行費用を削減しつつ、高品質なサービスを提供します。

  • 3. 決済機能でスムーズな収益管理

    学会参加費や年会費のオンライン決済に対応。安全性の高い決済システムを導入しているため、事務局での入金確認の手間が省け、効率的な資金管理が可能です。これにより、参加者にも事務局にもストレスフリーな学会運営を実現します。

  • 4. 学会運営サポートで「大変」を「簡単」に

    「学会運営が大変」と感じている学会事務局の方々に向け、運営全般を支援する学会運営サポートをご用意しています。例えば、会場手配、プログラム編成、スポンサー管理など、運営代行サービスもご紹介可能です。

  • 5. 柔軟な管理システムで多様なニーズに対応

    学術大会・国際会議開催システム「アワード」は、学会の規模や形式に応じて柔軟にカスタマイズ可能。オンライン学会、ハイブリッド開催にも対応しており、参加者がどこにいても円滑な学会開催をサポートします。

  • 6. 費用対効果の高い学会開催を実現

    学会開催費用を抑えつつ、質の高い学会運営を目指す方に最適なソリューションです。クラウド型システムの導入で初期費用を抑え、必要に応じて追加オプションを選択することが可能です。

学術大会・国際会議開催システム「アワード」は、学会の運営をトータルでサポートし、効率化・コスト削減を実現する強力なパートナーです。学会運営の課題を抱える事務局や運営会社の皆さま、ぜひ一度ご相談ください!

学術大会・国際会議開催システム「アワード」はこちら >>