学会発表の服装は何が正解?
2022.12.19
2024.07.31
初めて学会に参加する場合や今まで参加したことのない学会の場合、どんな服装で参加するべきなのかわからないこともあるでしょう。
最近の学会発表は、意外にもラフな雰囲気で行われることも少なくありません。しかし、そんな中でも服装は気を遣わなくてはならない雰囲気も残っています。
ここでは、周りから浮かないおすすめの服装をご紹介していきます。
学会でおすすめの服装(男性編)
学会でおすすめの服装を紹介していきます。悩んでいる人は参考にしてみてください。
スーツが王道
やはり学会で周りから浮かない服装と言えばスーツです。研究発表など各分野の権威が集まるような学会に参加するのにTシャツジーパンでは失礼ですよね。
日本学術会議で認定された団体の学会は、名前を聞いただけでも権威のあるアカデミックな会議というイメージがあるためラフな場所というイメージはわかないでしょう。
そういった場所にはやはり一般的にスーツを着ていくのが良いです。実際の学会参加者でもスーツが一般的になっており、迷ったり変なところで目立ちたくない人は黒や紺のスーツを着ていくようにしましょう。
少しフランクな場ならオフィスカジュアル
スーツにネクタイという服装は一般的で、ほとんどの場所で違和感なく身に付けていられるスタイルです。夏などでは、クールビズという名目でノーネクタイにスーツというコーディネートが一般的になってきました。
そんな中で、学会でもスーツにネクタイという格好にこだわらなくても少しスーツを着崩したようなオフィスカジュアルと呼ばれる服装で参加する人も少なくありません。
スラックスに薄い水色のワイシャツ、グレーのジャケットを羽織るなどオフィスワークをしている人のようなスタイルでも問題ない場合もあるでしょう。
革靴やワイシャツ襟の汚れに注意
スーツはしっかりと着こなしているのに、ワイシャツの襟が汚れている、革靴が汚れているなど細かくても目に見える所はしっかり手入れしていきましょう。
意外にも靴は人から見られています。汚い靴を着ていれば清潔感がないと思われてしまいます。中には、靴が汚い人は仕事ができない人という理論を持っている人もいるので、あなた自身が敬遠されてしまうこともあります。
襟が汚いのも結構目に入るので、こまめに襟の首元を漂白するようにしましょう。
他にも爪を切っておく、ハンカチは持ち歩く、など服装以外にも清潔感を意識して身支度を整えると良いですね。
学会でおすすめの服装(女性編)
女性の服装は少し男性とは違います。ここからは、女性の服装について触れていきます。
女性もスーツが王道
やはり、女性も無難なのはスーツです。しかし、男性と違い女性はスーツでもかなりおしゃれな派手スーツからシックなスーツ、地味なリクルートスーツなど様々なスーツがあります。堅い学会では目立ちすぎないように、黒や紺、グレーなどのスーツを身に付けるようにしましょう。パンツスタイルかスカートなのかも悩むかもしれませんが、スカートの場合は短すぎるものは避けると良いです。
派手じゃないワンピース
女性の場合、スーツにこだわらなくても清潔感がありTPOをわきまえた色味のワンピースでも大丈夫です。
グレーや黒、紺色単色のワンピースや、ワンポイントで目立ちすぎないベルトを巻いてみるのもおすすめ。
学会に合った小物を身に付けても面白いかもしれませんね。
夏はブラウス
季節感に合わせて夏はスカートかパンツスタイルにブラウスという服装も一般的です。男性同様にクールビズという名目で行えます。
熱さをしのげるうえに、あまり派手になりすぎなければ自分なりのコーディネートができるため夏でも少しおしゃれして学会に参加したい人にはおすすめと言えるでしょう。
オールインワン
一枚で着られる上下セットになったパンツスタイルの服装です。ワンピースよりも少しカジュアル度の高い服装ですが、派手さを抑えた軽い印象やファッション性のあるオールインワンもおすすめの服装です。
学会運営側の服装
運営側はスタッフジャンバーなど、一目でスタッフと分かるような服が支給されていない場合スーツが無難と言えます。受付の場合や司会進行など人目に付くような役割を任されている場合は特にスーツがいいでしょう。
会場設営や片付けなど、身体を動かす役割の多い人は紺や黒のポロシャツで動きやすい且つ目立たないようなスタイルを意識すると良いです。
学会にふさわしいヘアスタイルは
ここまでは、服装についてでしたが最後にヘアスタイルについて触れていきたいと思います。せっかく硬い格好をしていても金髪だったり派手なヘアスタイルでは意味がありませんから注意していきましょう。
男性の場合
男性は黒髪短髪が無難でしょう。また、短髪じゃなくても清潔感のある髪型なら問題ないと言えます。さらさらロングヘアー、ツーブロックで刈り上げている面積多め、オールバックでリーゼントヘアなど攻めた髪型でなければ特に目を付けられることもありません。
女性の場合
女性だからと言って派手なヘアスタイルをする必要はありません。一番最適なのは普段通りのスタイルで清潔感を意識するようにしましょう。
ツインテールやお団子など学会などの硬い場所ではふさわしくないようなヘアスタイルを避ければ大丈夫です。