初めての学会発表で緊張しないコツは?
2023.01.31
2025.01.17

人前で話すのは誰でも緊張するものです。ましてや初めての学会発表では緊張するのが当たり前とも言えます。この記事では、そんな学会発表で緊張しないコツをご紹介していきます。
学会発表とは
学会発表の形式はポスター発表と口頭発表という2種類の形式があります。
ポスター発表は、ポスターを作成しそれを決められた場所に掲示して発表を行う形式です。学会の会場では、多数のポスターがあなたのポスター同様に掲示されて発表者がその前で立っています。聴衆は自分が興味のあるポスターの所に行き発表を聞くことになります。1対1で発表を聞く機会もあり、直接議論や質問を1対1でぶつけられるので聴衆の満足度は高いと言えるでしょう。
口頭形式は、スライドを利用しながら舞台上で発表を行うプレゼンテーションのような発表です。プログラムは各発表で区切られており、舞台上で発表するのは1人で聴衆はその1人に集中し発表を聞くことになります。この発表形式は、1番緊張するでしょう。大勢の人の前で何かをするという経験がない人は心臓がバクバクになります。この後の章では、主にこちらの発表で緊張しない方法を紹介していきますので参考にしてみてください。
学会発表で失敗すると
学会発表で失敗しても何ら問題はありません。ましてや初めての学会発表なら失敗するのは当たり前です。学会には、初参加している人もたくさんいるので失敗をいちいち覚えている人は少ないので安心してください。
たまに厳しい質問や難しい質問をしてくる教授もいますが、失敗してしまったあなたを攻めているのではなく純粋にあなたの研究や発表に興味をもってくれているだけなので落ち着いて答えましょう。上手く答えられなくても、学会終了後に勉強し直して次回に繋げていけば大丈夫です。
学会発表で緊張しない方法
とは言ってもなるべく失敗はしたくないし緊張もしたくないという人はいると思います。では、学会発表で緊張しない方法はなんでしょうか。ここでは、緊張しない方法を5つご紹介していきます。
原稿を完璧に暗記
学会発表までの期間が短く、プレゼンテーションに苦手意識がある人はこの方法がかなりおすすめです。話す内容をしっかりまとめて書き出し、完璧に覚えるまでひたすら練習をしてください。文章を読みながら口に出して読むことにより、視覚と聴覚をフルに使って覚えられるので暗記しやすいです。また、文章をブロックごとに覚えたら原稿を見ずにしゃべってみるという事を繰り返していくとかなり早く覚えられます。
丸暗記できれば、あとは機械的に発表するだけなので緊張を抑えられるでしょう。
内容を理解
自分の研究内容や学会発表内容を理解し誰にでも説明できるようにしておくのも学会で緊張しないコツです。丸暗記が苦手なのであればこちらの方法がおすすめです。自分だったらこの研究発表に対してこんな疑問を持つ、こんな感想をもつという事を考えて自分なりの回答を繰り返し考えることで内容の理解が深まっていきます。
内容を理解してプレゼンテーションをするスタイルを確立できれば、当日の雰囲気に合わせて発表を行えるため段違いにプレゼンテーションレベルが上がっていくでしょう。
完璧な発表は不要
完璧な発表をしなくてはならないという気持ちが緊張に繋がっていきます。実際第3者目線でプレゼンテーションなどを見ていると、小さなミスや言い間違えなどをしている人もおりノーミスで出来ている人はそこまで多くありません。ベテランでも失敗する可能性があるので、少しくらいミスしても大丈夫というマインドで学会発表に臨めば緊張しなくて済むでしょう。
ロープレを何度もする
1番おすすめしたいのがこのロープレ(ロールプレーイング)を何度もするという方法です。実際に何人かの前で学会発表の練習をしまくることでだんだんと緊張することがなくなっていきます。緊張は経験が無いからしてしまいます。練習に付き合ってくれる人が「もう練習しなくてもいいよ~」と呆れられるくらい行い、自分でも「もうこの発表飽きた」と思えるくらい行いましょう。
このくらいになれば、実際の発表では沢山練習している中の1回という意識になり緊張することも無くなります。
聞き手を過剰に大きくしない
聞き手の中には有名大学の教授や業界内ではかなり権威の高い人がいるかもしれません。そんな人に自分の発表を聞いてもらうなんて考えるだけで緊張するでしょう。しかし、そんな有名大学の教授だって新人の時期がありましたし、権威の高い人も昔は知識が乏しい時がありました。そう考えると緊張は和らいでいきませんか。
要は聞き手を過剰評価して大きくしないことが重要です。全員同じ人間と考えるだけで心がすっと軽くなります。
まとめ
初めての学会発表はかなり緊張すると思います。緊張するなという方が難しいでしょう。準備をしっかりして、あとは発表を楽しんでやるという気持ちで臨んでみてください。
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