学会のホームページを作りたい!自作する方法はある?
2024.04.29
2025.01.17

学会員を増やすツールのひとつとして学会独自のホームページを作成してみてはいかがでしょう。
この記事では、そんな学会のホームページを自作する方法について解説していきます。
ホームページを作るのに必要なものは?
ホームページを作るためには、2つの必要なものがあります。
ここからは、ホームページを作るために必要な2つのものをご紹介していきます。
サーバー
サーバーは、ウェブサイトやアプリケーションなどのデータやコンテンツを保存し、それらをインターネット経由でユーザーに提供するためのコンピューターです。
ホームページを家に例えるならば、サーバーはその家の土地のような存在です。
自前でサーバーを構築する場合、高価なハードウェアやネットワークインフラの設置、そして運用やメンテナンスに膨大な費用がかかります。
そのため、一般的には中小規模のウェブサイトや個人のブログなどでは、レンタルサーバーを利用することが一般的です。
レンタルサーバーは、インターネット上のデータセンターで管理されているサーバーを利用する形態で、一定の料金を支払うことで利用することができます。
料金は月額制であり、一般的には1,000円から3,000円程度が一般的です。
特に特別な理由がない限り、レンタルサーバーを利用することで手軽にウェブサイトを運用することができます。
ドメイン
ドメインは、インターネット上のウェブサイトやアプリケーションなどのアドレスを示すものです。
ドメインにはいくつかの種類がありますが、会社のホームページに適したものとして以下の3つがあります。
- .co.jp: 法人を意味し、日本に登記がある法人のみが取得できます。年額の取得費用は4,000円からです。
- .jp: 日本を意味し、日本に住所があれば誰でも取得できます。年額の取得費用は350円からです。
- .com: 商用を意味し、誰でも取得できます。年額の取得費用は1円からです。
これらのドメインは、上場企業を含む多くの会社によって利用されています。
一般的に利用されている知名度の高いドメインを選ぶことで、ユーザーの信頼を得ることが可能です。
また、ドメインには「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2種類があります。
独自ドメインは、自分の好きな文字列のドメインを取得できる一方、共有ドメインは一部の部分が固定されており、自由な選択ができません。
会社のホームページなどでは、信頼性の高い独自ドメインを選ぶことがおすすめです。
代表的なホームページの作り方
ホームページを自作する場合、おおまかに3つの方法があります。
ここからは、代表的なホームページの作り方を3つご紹介していきます。
WordPressを利用して作成
WordPress(ワードプレス)は、世界シェアNo.1の無料で使えるホームページ作成ツール(CMS)です。
このCMSを使うことで、サーバー上にウェブサイトを構築し、簡単に運営することができます。
サーバーにWordPressをインストールすることで、ウェブサイトのコンテンツを管理し、デザインをカスタマイズすることが可能です。
サーバーの月額費用はおおよそ1,000円から3,000円程度で、手軽に運用できます。
WordPressは、他のホームページ作成ツールと比較して圧倒的なシェアを持ち、日本でも多くの利用者がいます。
そのため、情報量も豊富で、問題が発生した場合でもすぐに解決策を見つけることができます。
WordPressのメリットとしては、以下のような特徴が挙げられます。
- カスタマイズ性が高い: テーマやプラグインを活用することで、ウェブサイトのデザインや機能を自由に拡張できます。
- 永続的に使える: オープンソース型のため、自社の管理下にあるウェブサイトを長期間運用できます。サービスが終了しても、データを移行すれば継続利用が可能です。
- 日本でも利用者が多く、情報量が豊富: インターネット上の情報やサポートが豊富であり、トラブル時にも迅速に対処できます。
WordPressは、企業のホームページ制作に適しており、特にECサイト以外のホームページであれば、安定して使える選択肢と言えるでしょう。
Wix(ウィックス)
Wix(ウィックス)は、世界中で2億5千万人以上に選ばれているホームページ作成ツールです。
WordPressほどのシェアはありませんが、知名度は高く、特に個人事業主や小規模のお店におすすめです。
『Wix』には様々なプランがありますが、企業のホームページを構築する場合は、スモールビジネスプラン以上を選ぶことが一般的です。
このプランは月額2,100円から利用できます。
『Wix』のメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- テンプレートが豊富: 海外製であるため、テンプレートの種類が豊富に用意されています。他のツールと比べても900以上のテンプレートがあり、他社と被ることが少ないです。
- カスタマイズ性がやや高い: ドラッグ&ドロップでパーツを自由に移動できるため、直感的な操作でホームページを作成できます。また、拡張機能の「アプリ」を利用して必要な機能を追加できる点も魅力です。
WixはWordPressと比べるとテンプレートの数やカスタマイズ性はやや劣りますが、使いやすさや迅速な制作が求められる場合に適しています。
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdo(ジンドゥー)は、3,200万以上のサイトが利用する世界的なホームページ作成ツールです。
日本でも知名度が高く、特に企業のホームページに適しています。
Jimdoの利点は以下の通りです。
- 使いやすい編集画面: 機能が少ない分、編集画面がシンプルでわかりやすいです。初心者でも直感的に操作できるため、手軽にホームページを作成できます。
- 柔軟なデザインテンプレート: デザインテンプレートを後から変更できる点が特徴的です。必要に応じてデザインをアップデートでき、コンテンツの再利用も簡単です。
JimdoはWixと比べると機能が控えめですが、その分シンプルで使いやすい特徴があります。
初心者や手軽にホームページを立ち上げたい方におすすめのツールです。
まとめ
学会のホームページは、ご紹介したツールを使うことで簡単に作成することができます。
より凝ったものを作りたい、きちんとしたものを作りたいと考える場合は、外部に委託することも検討してみてはいかがでしょう。
参考URL
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