学会参加後に送るお礼メールで相手の印象に残るには?
2024.08.20
2024.08.25
学会参加後にお礼メールを送りたいが、せっかく送るなら強く印象に残りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、そんなお礼メールで印象に残るポイントについて解説していきます。
お礼メールの基本的なポイントは何?
お礼のメールを作成する上で基本的なポイントは何でしょう。
ここからは、お礼メールの基本的なポイントについて解説していきます。
速やかな対応を心がける
学会が終了したその日、もしくは翌日までにお礼メールを送ることが重要です。
相手がまだあなたとの会話や出来事を覚えているうちに送ることで、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
また、迅速なお礼メールは、あなたの誠実さや仕事の速さを示すものでもあります。
件名は簡潔で明確にする
件名は「学会参加のお礼」など、誰から何についてのメールかが一目でわかるようにすることが大切です。
多忙な相手でも内容がすぐに把握できるよう、明確で簡潔な件名を心がけましょう。
感謝の気持ちを最初に述べる
メール本文の冒頭で、学会に参加させてもらったことへの感謝の気持ちを伝えます。
まずは、機会を提供してくれたことや特に学びになった点について触れ、感謝を示すことで相手に好印象を与えることが可能です。
締めの言葉に注意する
「取り急ぎ」という言葉は避け、「大変略儀ではございますが、お礼まで申し上げます」など丁寧な表現で締めくくりましょう。
特に目上の方や学会の主催者へのメールでは、適切な言葉遣いが大切です。
これらのポイントを踏まえてお礼メールを作成することで、相手に感謝の気持ちがしっかり伝わるとともに、今後の関係構築にもつながります。
印象に残るお礼メールをするには?
印象に残るお礼メールをするにはどうすればよいのでしょう。
ここからは、印象に残るお礼メールについて解説していきます。
印象に残るエピソードを盛り込む
相手が自分とのやりとりを思い出せるよう、具体的なエピソードをメールに含めます。
例えば、「学会での発表における◯◯についてのご意見、大変勉強になりました」といった具体的な内容を記載することで、相手は「この人だ」と思い出しやすくすることが可能です。
個別のやり取りに触れることで、相手に対する興味とリスペクトを示すことができます。
また、印象に残るエピソードを盛り込むことで『あなたのために書いたメールです』といった印象を与えることができるため、定型文でのお礼メールを送ってくる人よりも印象が強く残るでしょう。
次回につながるメールにする
お礼メールの中に、今後のやりとりにつながる一文を追加しましょう。
「次回お話できることを楽しみにしています」などのフレーズを使うことで、相手に今後のコミュニケーションを期待していることを伝えます。
ただし、相手にプレッシャーを与えないよう返信を求める表現は避けましょう。
結びの言葉で好印象を与える
メールの締めの言葉は、全体の印象を左右します。
以下のようなフレーズを用いると、感謝の気持ちが伝わり誠実な印象を残せます。
- 「この度は、誠にありがとうございました」
- 「今後もご指導いただけますと幸いです」
- 「重ねて御礼申し上げます」
- 「心より感謝申し上げます」
- 「今後とも、何卒よろしくお願いいたします」
- 「厚く御礼申し上げます」
メールであっても感謝の言葉をしっかりと伝えることで、相手の印象に残りやすくなるでしょう。
シンプルでわかりやすくする
好印象を与えるメールを書くには、シンプルで分かりやすい表現を心がけることが重要です。
過度にかしこまったり、同じ言葉を繰り返したりせず、文章全体のリズムを意識して短くまとめましょう。
具体的な内容で感謝の気持ちを伝えつつ、適度な丁寧さを保つことで相手にとって読みやすく印象に残るメールが完成します。
過度な敬語や謙遜は避け、自然でスムーズな表現を選ぶことがポイントです。
不快に感じるメールには気をつける
文章が失礼であったり、みだりに長すぎるメール文章は相手にとって不快に感じる可能性が高いです。
メールの相手は多忙な場合もあるため、具体的なエピソードを交える場合にも簡潔な文章を心がけるとよいでしょう。
また、誤字脱字も相手に与える印象は良くありません。
お礼メールは、早めに返すことが大切ですが誤字脱字等のチェックも重要なので自分で読み返す、誤字脱字をチェックしてくれるアプリを使うなど細かいところも気をつけるとよいでしょう。
まとめ
この記事で紹介した内容をメールに盛り込むことで、相手の印象に残るお礼メールを作ることができます。
相手の印象に残ることで、今後新たな出会いやチャンスが生まれることもあるので意識してメールを作成するのがおすすめです。
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