学術研究者に必要な体のメンテナンスとは?
2024.02.28
2024.07.31
学術研究者は、忙しさから身体のトラブルを抱えがちです。
この記事では、そんな学術研究者に必要な身体のメンテナンスについて解説していきます。
学術研究者に起こりやすい身体の不調とは
学術研究者は、デスクワークが多いことから首や肩、腰の凝りや痛みがよく見られます。
長時間のパソコン作業による腱鞘炎や眼精疲労も頻繁に発生します。
さらに、運動不足や不規則な生活リズムにより肥満や生活習慣病のリスクが高まることもあります。
多忙なスケジュールによる睡眠不足やストレス、バランスの悪い食事による胃痛なども、学術研究者にとってよくある身体上のトラブルと言えます。
身体のメンテナンス方法
身体のメンテナンスは、主に運動と身体矯正の2パターンの方法があります。
ここからは、それぞれおすすめのメンテナンス方法について解説していきます。
運動
運動は、身体の凝りをほぐしたり、体力をつけたり、生活習慣病の予防に役立ちます。
学術研究者それぞれの目的や好みに応じて、さまざまな種類の運動が行われています。
例えばウォーキングは手軽であり、階段を使ったり移動の中で行うことができ、日常生活に取り入れやすい運動です。
学術研究者の中には、スマホのGPSを活用したウォーキング促進のアプリを利用して健康維持に勤しむ人も見受けられます。
またランニングは、ウォーキングよりも強度が高くカロリー消費だけでなく持久力や心肺機能の向上に効果があります。
ノーベル賞受賞者の中山伸弥先生は、月に300kmも走るなど本格的に取り組んでいるそうです。
他にも筋トレやウェイトトレーニングは、体力をつけたりシェイプアップを目指す人に人気があります。
通勤途中でスポーツジムに通ってみたり、スクワットや腕立て伏せなど自分の体重を利用した筋トレなら自宅や研究室でも行うことができます。
激しすぎる運動は苦手という人にはサイクリングがおすすめです。
通勤と運動を兼ねて行う人や週末のお出かけで気分転換を図る人が多くいます。
また手軽に行えると近年人気が高まっているヨガやストレッチは、心拍数を上げずに柔軟性を高めたり、骨や筋肉の調整を行うことができます。
特にヨガは場所を取らず機材も必要ないため、学術研究者にとっても実用的な運動です。
さらに、ボルダリングやダンス、水泳、格闘技など様々な運動が行われており、学術研究者の間でも人気があります。
身体矯正
身体矯正による身体のメンテナンスは、運動や健康管理と同様に重要です。
特に、すでに身体にトラブルが生じてしまった場合や、運動だけでは解消しづらい問題に対処する際には、身体矯正が有効です。
例えば身体矯正に役立つ健康グッズの活用があげられます。
マッサージ器具などの健康グッズを使用することで筋肉の凝りを解消し、身体の疲れを和らげることが可能です。
日本のバラエティショップではさまざまな種類の健康グッズが販売されており、個々のニーズに合ったものを選ぶことができます。
特にマッサージ器具は、使いやすさや即効性が魅力であり、学術研究者の間でも広く使われています。
より高度な身体矯正によるメンテナンスを行いたい場合、整骨院・マッサージの利用が有効です。
自分での身体矯正には限界がありますので、専門家の手を借りることはかなり効果的です。
整骨院やカイロプラクティック、マッサージなどに通うことで猫背や首の前傾、腰の反りなどの姿勢の問題を客観的に判断し矯正することができます。
定期的なメンテナンスを行うことで身体の調子を整え、生産性の向上にもつなげることができます。
また、お風呂や温泉、セルフ足湯の利用も効果的です。
お風呂や温泉に浸かることは、身体を温め疲労を癒す効果があります。
入浴は自律神経の働きを整える効果もあり、疲労が溜まっている時や睡眠の質が良くない時など様々な場面で効果を発揮します。
特に学会は、温泉地で行われることも少なくないため学会のついでに温泉で疲れを癒すのも良いでしょう。
さらに、日本ではあまり浸透していませんが、セルフ足湯も体を温めたり自律神経を整えたりする効果があります。
このように身体矯正は、入浴やストレッチ、整体など日常に取り入れられるものが多く運動や健康管理と同様に継続して行うことが大切です。
食生活と適切な睡眠も重要
ひとり暮らしの若手の学術研究者や多忙を極める学術研究者は、食生活をおろそかにしがちです。
しっかりと栄養が取れていないと、思わぬ身体のトラブルに見舞われることもあります。
また、多忙な学術研究者は生活リズムが乱れてしまい質の低い睡眠となってしまうことも少なくありません。
運動やストレッチなどのメンテナンスも必要ですが、食生活や睡眠といった根本的な部分を正していくことも学術研究者として健康的に活動するためには重要と言えるでしょう。
まとめ
身体のメンテナンスは、自分自身が気にしなくては意味がありません。
積極的に健康を気遣うことにより、学術研究者としての活動をイキイキと行えるでしょう。
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